悪徳耐震リフォーム業者の手口リフォーム業界の悪徳業者は塗装工事や排水管工事、樋工事、シロアリ工事など様々です。耐震補強工事においても同じく悪徳業者はおり、様々な手口を利用してあなたを騙そうとしてきます。

一般的に悪徳業者は訪問販売に多く見られる傾向ですが、実際に事務所もホームページも実在する業者も時には悪徳業者に変わってしまうこともあります。

ここでは簡単に耐震補強工事における悪徳リフォーム業者の手口を説明していきます。

あなたのお悩み
  1. 悪徳耐震リフォーム業者はどのような手口で近寄ってくるの?
  2. 悪徳耐震リフォーム業者の手口は?
  3. 悪党耐震リフォーム業者に引っ掛からない、騙されないようにする方法は?

悪徳耐震リフォーム業者のよくある手口

 悪徳耐震リフォーム業者の手口塗装業者の訪問販売の手口は他のコラムで書いていますので、そちらも参考にしてください。

 耐震補強工事においても悪徳業者の手口は屋根点検、床下点検、小屋裏点検が主に事の発端となります。

 市役所やそれなりの団体の名前を使って「無料で床下の点検を行っています」という説明をしてくるのがよくある手口ですよね。勿論営業マンは悪そうな顔をしているのではなく、良心・誠意が伝わるような爽やかな人もいます。

 床下や小屋裏、屋根の上は訪問販売業者に簡単に見せてはいけません。

 床下などに潜らせてしまうと、色々な専門用語を使った説明で不安を煽ってきます。悪徳業者の手口としては「木材に隙間があるから地震が来たら外れる」「束がグラついているので地震が来たら危ない」など、訳の分からない説明をしてきます。これはよくニュースなどにも取り上げられる手口なので、あなたも既に認識しているでしょう。

 また、このような悪徳業者は見積も出さないことが多いです。「簡単に工事できます」と安い印象を与えるかのように伝え、承諾を得ないまま勝手に無理やり工事が始まるといった手口もあるので恐ろしいですね。工事が終わったらどうなるかは、既に想像できているかと思います。

 とにかく、訪問販売業者を安易に家の中に入れてはいけないのです。例えニコニコしている好青年で誠実そうに見えてもダメなのです。

 ちなみに話は逸れますが、CMも出している大手有名会社の給湯器やガス機器のガス点検も安易に入れない方がいいです。

 但し、数年前にシロアリ工事を行って、その防蟻工事業者の定期点検はできるだけ行うようにしてください。こちらはシロアリが再発生していないかの確認の為の点検です。

松原市で見た悪徳設計事務所 の手口

 悪徳耐震リフォーム業者の手口松原市で起きた不思議な耐震診断結果も他のコラムで取り上げましたが、改めてその手口を説明いたします。

 耐震診断をして欲しいという依頼が松原市の方から問い合わせがあり、日時を調整して伺いました。線路沿いに住む推定70歳以上のお母様一人暮らしで、昭和48年に建てられた2階建ての一軒家にお住まいでした。

 話を聞くと既に他の設計事務所で耐震診断を行い、市の補助金も使用しているとのことでした。その設計事務所の耐震診断所と照らし合わせて家を見させていただいたのですが、理解できない事が沢山ありました。

 先ずは「屋根を軽いものに葺き替えるだけで、家の評点が国の基準である1.0(一応倒壊しないレベル)に上がり、補助金が出るとの説明だったそうです。

耐震診断所の中身を見てみると、壁は土壁で決して「軽い建物」にはならないし、そもそも計算上筋交いが多数入っていました。新築当初の建築図面も無けりゃ床下からも小屋裏からも見えない、そもそも土壁に埋まっているから確認しようがないのに、どうやってこの筋交いを確認したのだと不思議に思いました。

「家の重さ」や「耐力壁」の説明をし、一応見積もりも出したのですが当然、こちらの見積もりの方が高くなります。室内の壁の補強も含まれているのですから。

 しかし、そのお母様は一向にこちらの説明を信じてくれず、「こっちの一級建築士さんが…こっちの建築士さんが」ということで他社の診断・設計を信じておられました(何故耐震診断を再度依頼したのかは不明…)

 考えられることは「屋根の工事を受注したいがために補助金を悪用した手口」としか考えられません

 耐震診断、補強工事を考えておられる方で騙されたくない方は、事前に少しでも知識を増やしておくか、根拠のある資料(耐震診断、補強設計のマニュアル抜粋など)を提示してもらうなどの対策が必要かと思われます。


まとめ
  1. 床下などの点検は訪問販売業者を安易に入れてはいけない
  2. 建築士だからといって全てが正しいということではない
  3. 耐震診断、設計、工事は納得できるまで詳しく説明をしてもらうべき