家電量販店のリフォームの品質 一昔前まではエディオン、ヤマダ電機、ジョーシンなどの家電量販店ではエアコンの取り替え程度しかできませんでしたが、2010年頃から大手家電量販店も店頭でユニットバスやキッチン、太陽光発電等様々なリフォームを取り扱うようになりました。

 「どうせ取り扱っているメーカーも2流なんでしょ?」と思いきや、TOTOやパナソニック、LIXILなどの1流メーカーばかり。商品の金額も​安く感じる…

 家電量販店でリフォームを行う人も多く、今となってはリフォーム業者の選択肢の一つとなっています。

ここではそんな家電量販店のリフォームの品質や裏側について説明していきます。

あなたのお悩み
  1. エアコン取付が安すぎるけど大丈夫なの?
  2. どのような商品を取り扱っているの?
  3. 家電量販店のリフォームの品質は?
  4. 家電量販店の職人さんが施工してくれるの?

家電量販店はエアコンが安すぎる!

 家電量販店のリフォームの品質一昔前までは一般的にはエアコンはリフォーム会社で取り付けることも多かったのですが、最近の量販店のエアコンは安すぎて、エアコン工事は急激に大手家電量販店に流れてしまいました。

 「量販店では安く商品を提供する為に品質は無視してリフォーム業者は安く働かされているのでは?」と思われるかもしれませんが一概にはそうとは言い切れないのです。

 家電量販店によって職人の給料は違いますが、トイレを設置する設備職人に聞くと、意外と良い給料をもらっていました。品質も問題ありません。お客様出しの金額としては少々高めに設定している場合もあります。

 しかし、エアコンの取り付け業者は一日に3~4台以上取り付けないと割に合わないくらい安く働かされています。その為、手間がかかりそうな工事は「できません」といって帰ってしまうこともあります。時間がかかってしまうと割に合わないということもありますし、そもそもの技術不足、知識不足の職人が多くいるのも実態です。

 取り付ける商品によるのでしょうか、特にエアコン取付業者だけは安く使われている感じはあります。

 家電量販店のエアコンはなぜそんなに安いのか?家電量販店オリジナルで中身の部品を抜いたり、品質の悪い中古再生の部品を再利用しているのでは?と疑いたくなります。

 しかし、電気設備を取り扱う商社に聞くと「〇〇(家電量販店)のエアコンは利益考えてないんでねぇ、勝てないですよ(笑)」とのことで、つまりエアコンを買いに来るお客様の“ついで買い”を狙っている商品だと言えます。

 エアコンは家電量販店が安い!ただし、「簡単に取り付けられる」家に限ります。200Vに変更しないといけなかったり、室外機の取り付け位置が2階の壁など、変則的な取り付けとなる場合は地域のリフォーム会社の方が安くなることもありますので要注意です。

ここがポイント
  • 家電量販店のエアコンはリフォーム会社の原価並みに安く品質もいい。
  • 家電量販店でエアコン設置は複雑な工事となるとできない、もしくは割高となる

家電量販店リフォームのアフターサービスや品質

家電量販店のリフォームの品質 家電量販店がリフォームを始めてから、トイレや洗面台、給湯器やコンロ等の単体商品の販売・取り付け工事が一気に家電量販店に流れていきました。家電量販店は店頭に商品と金額が提示されているう上、入りやすく気軽に立ち寄りやすいのがメリットですね。

 しかし、家電量販店のリフォームはまだまだ“物売り”の感覚で細かな知識やコーディネートするノウハウはありません。家電量販店も「リフォームしています」と宣伝していますが、実際は「リフォーム会社を紹介しています」です。

 自社では施工は行っておらず、抱えている職人もコーディネーターもいません(店舗による)。家電量販店が窓口になり、そこで契約したら家電量販店とつながりのある地域のリフォーム業者が打合せ・施工します。家電量販店に限らず、ホームセンターも同じく、最終的にはその地域で繋がりのあるリフォーム業者に丸投げしています(自社で施工するホームセンターもあります)。そのため品質にはバラつきがあります。

家電量販店は商品に対してメーカー保証を付けるだけで、工事に関するアフターサービスは勿論リフォーム会社に丸投げです。水漏れやクロスの捲れ、床なりなどは全てリフォーム会社任せになります。

これだと「家電量販店に頼んだのに、結局は直接リフォーム会社に頼んだのと同じ」ということになりすよね。

ここがポイント

  • 家電量販店に専門知識はない
  • 家電量販店は集客とリフォーム会社の紹介を行う
  • アフターサービスはリフォーム会社のサービスに基づく

家電量販店リフォーム商品は何故安い?

家電量販店のリフォームの品質 家電量販店でリフォームをするメリットは家電量販店オリジナルのコストを抑えた商品を使用できること、気軽に店舗に入って相談できること、デメリットは細かな打合せ・相談ができないことでしょう。

 ちなみに商品は1流メーカーで品質には問題はありませんが、商品のランクとしてはカタログの最後の方に載っている、カタログにさえ載っていない、最もお手頃な商品をラインナップが多く、それらが「安く感じる」一つの理由です。決して安い部材を使っていたり、品質や性能を落としてコストダウンしているわけではありません。

また、安さの秘密としては取り扱っているのは「オリジナル商品」です。「きっと自社でメーカーと協力して作っているのだろう!」と思われるかもしれませんが、そうではありません。商品のラインナップを絞り、定型化しているだけです。

リフォーム会社にも商社とメーカーと決めたオリジナル商品はあります。ただし、安い代わりに色やグレード、仕様などが数種類の中から選ぶことができません。グレードが外れたり仕様が外れると元の割引率に変わります

 商品によっては非常に安いものもありますので、「なんでもいいから とにかく安いやつ!」という方は家電量販店向き、「少し良いやつで 商品にこだわりたい」という方はリフォーム専門店向きです。

ここがポイント

  • 家電量販店に依頼するメリットは家電量販店オリジナル商品を購入することができる。
  • グレードや仕様は選べない場合がある

家電量販店リフォームの施工品質は?

家電量販店のリフォームの品質 家電量販店では標準工事費が店頭で既に決められています。標準工事費以外の費用は追加となります。

家電量販店にリフォームを依頼すると地域のリフォーム会社が調査、打ち合わせにきて見積もりを作成します。

地域のリフォーム会社は既に決められた標準工事費から家電量販店の取り分を除いた残りの費用でリフォームをする必要があります。外壁塗装工事やトイレ取替など直接下請けの職人に依頼できるものは、職人としては割に合いますが、複合リフォームとなると割に合わなくなります。

複合リフォームとなると、どうしても下請けの職人に依頼しないといけなくなりますので、決められた工事費ではリフォーム会社の利益が少なくなることも沢山あります。

利益を確保するために職人を泣かせる(費用を削ってもらう)と施工品質に問題がでてきます。一概には言えませんが、トイレ取替だけ、エアコン取替だけなどの単体のリフォームは家電量販店に依頼しても品質には問題はありませんが、キッチン取替と内装工事、ユニットバスと洗面所リフォームなど複合リフォームになると品質に関して少々リスクが増えてくる恐れもあります。

ここがポイント

  • 打合せや調査に来るのは地域のリフォーム会社
  • 施工品質に関わるので職人を泣かせることはしてはいけない
  • 単体商品の取替なら品質は安心、でも複合リフォームとなると不安が残る

まとめ
  1. 簡単に取り付けられる家なら家電量販店のエアコンはおススメ。
  2. 一般的なリフォームでは少々割高傾向
  3. 安さ思考の方は家電量販店向き
  4. こだわり思考の方はリフォーム専門店向き
  5. 複合リフォームとなるとリフォーム会社に直接依頼した方が安心