塗装業者の訪問販売撃退方法一週間に2回3回とインターホンを押され、出ると訪問販売業者ばかりでウンザリ。

 リフォーム系の訪問販売で最も多いのが「外壁・屋根塗装」です。外から見て劣化の状態も把握しやすいし、塗りごろかどうかが一目でわかります。

 外壁塗装に訪問販売業者には良心的な業者もいますが、悪徳塗装業者が数多く存在していますので細心の注意が必要です。

 なぜこんなに外壁塗装の訪問販売業者が多いのか、その理由や撃退方法、騙されない方法をお話していきます。

あなたのお悩み
  1. 「近くで塗装工事をしているから安くできる」らしいけどホント?
  2. 塗装なんてペンキ塗るだけだから安い方がいいに決まっている…
  3. 悪徳塗装業者だけには引っ掛かりたくない!
  4. 撃退方法ってあるの?

悪徳塗装業者の手口

塗装業者の訪問販売撃退方法まず、なぜ外壁塗装の訪問販売が多いのか?

  塗装工事は単価が高く、打合せから管理までの手間が少ないため利益を出すのに最も効率がいい工事だからです。打合せも塗料の種類と色決めだけで終わり、工事が始まっても足場職人と塗装職人だけ段取りすればいいから非常に楽な工事です。決めることも少なく、単価が高いので訪問販売の悪徳塗装業者にとっては格好の仕事なのです。

 そして何よりも悪徳塗装業者にとっては誤魔化しやすいという事実があります。

 訪問販売業者も知識が無くても簡単な打合せと話術だけで契約が取れる塗装業に多く集まります。手間がかからないこと以外に、外から外壁の状態を見ることができるので、ターゲットとなる家を見つけやすいということもあります。

 家の大きさにもよりますが、外壁塗装で大よそ80万円が相場のところを40万円で請け負ったりします。悪徳塗装業者の訪問販売営業トークとしては「近くで塗装工事をしているから安くしておく」「足場をまとめて建てることで安くしている」等様々です。「今日契約してくれたら10万円値引きして40万でやる」等の値引きトークが鉄板です。そのようなトークをしてくる業者は特に要注意で撃退するのが賢明です。

ここがポイント

  • 外壁塗装は打ち合わせ、工事監理が簡単で単価が高いから訪問販売業者が多い
  • 外壁塗装は塗れば分からなくなるので誤魔化しやすい。
  • 大幅値引きをして契約を迫る業者は悪徳塗装業者、即撃退すべし

見積もりで質問攻めで悪徳塗装業者撃退

 塗装業者の訪問販売撃退方法訪問販売の塗装業者の中には勿論しっかりしている業者もいますが、ほとんどの業者は手抜きだと思った方が安全です(チラシ営業はOK)。

 外壁塗装は塗ってしまえば何を塗っても綺麗になります。作業をしっかりと見ていないと最も安価なアクリル系を塗られていても分かりませんし、規定以上の水で薄められても分かりません。

 出来上がったら綺麗ですが、3年も経つとムラが出てきたり、透けてきたりします。こういった家の外壁を見ると、訪問販売の塗装業者に騙されているなぁと分かります。(私のお客様も引っ掛かってしまい、3年で透けてきました…)

 外壁塗装の目的は色を塗るためだけではなく、防水の目的で行います。雨から家を守るために行う外壁塗装ですが、その防水層となる塗膜の厚みが薄いと40万円かけて行っても無意味になります。

 外壁塗装の訪問販売で騙されないようにする方法は、まずは見積もりで塗料を何缶使うか確認します。これに答えられない業者は悪徳塗装業者であり、この確認で撃退できます。

 見積もりの多くは「〇〇円/㎡」等と材料費と施工費込々の㎡単価で出てきますが、それでも何缶使うかを追記してもらうようにしてください。塗料の性能を最大限に発揮する為に必要な塗布量というのが塗料ごとに決められており、「1㎡あたり何リットル~何リットル塗ってください」という決まりが書かれています。

 見積もりで何缶使用するか誤魔化している業者がいれば、何缶使用するのか質問する他、使用材料や工程、乾燥(塗り重ね)時間なども聞いておけばベストです。これらの質問を行うことで悪徳塗装業者を撃退することができます。

ここがポイント

  • 外壁塗装は見た目を綺麗にするものではない、防水の役割である
  • メーカー指定の塗布量を守らないと防水機能が発揮されない
  • 必要な塗布量から必要缶数を出す。悪徳塗装業者を撃退する方法は塗布量や缶数を確認すること

工事中の悪徳塗装業者撃退方法

 塗装業者の訪問販売撃退方法悪徳塗装業者を撃退する方法としては、工事中の写真をとってもらうことです。

  塗料を納品した際の新品の塗料の写真や、開封状況の写真、使用した塗料、空になった一斗缶の写真、施工中の写真など全て撮ってもらいます。見積もりの段階でこのような写真を残してくれるかどうかを確認することも悪徳塗装業者を撃退する重要な方法となります。

  工事中、でも不安な方は下塗り、中塗りが終わって塗料が乾いた状態のときに鉛筆や蛍光マーカーなどで外壁に薄く落書きをしておきます。次の工程で塗られたペンキで、その落書きが消えていなかったら薄めすぎ、消えていたら正常という判断もできます(ボールペンなどであまり濃く書くのはNG)。

 外壁塗装をするなら、チラシで安いところを見つけて同じように質問して安心かどうか判断する他に、ホームページがあるかどうか、実績があって安心できるかどうかもしっかり確認するようにしましょう。

 塗装業者の訪問販売は耐震補強工事と並んで悪徳塗装業者が多いのでご注意ください。

ここがポイント

  • 工事写真は撮ってもらうように
  • 塗料を薄めすぎていないか不安なら各工程ごとにマーカーなどで落書きをしておく

まとめ
  1. 「近くで塗装工事をしているから安くしておく」は悪徳塗装業者の可能性が大きいので要注意
  2. 「足場をまとめて建てることで安くしている」も悪徳塗装業者の可能性が大きいので要注意
  3. 「今日契約してくれたら10万円値引きして40万でやる」は特に悪徳塗装業者の可能性が大きいので要注意
  4. 見積もり段階で「使用缶数」「材料」「工程」「乾燥時間」は聞くべし
  5. 工事中には「納品した塗料」「使用後の塗料」「工事中」の写真を撮っておく(撮ってもらう)べし
  6. 外壁塗装業者選びはチラシ:〇、HP:〇、訪問販売:×