耐震リフォーム費用を安く抑えるなら和室を狙え 費用を抑えて耐震リフォームをするなら、まず和室の補強を優先した方がいいのはご存知でしょうか。勿論、耐力壁の配置バランスなども必要となり、設計士それぞれ考え方が異なりますが費用を抑えるため、補強の優先順位が高いのが和室です。

和室だけを補強すれば安心というわけではありませんが、和室を耐震化する方法やメリットなどを説明していきます。

あなたのお悩み
  1. 耐震リフォームで費用を抑えたい
  2. 和室のリフォームも同時に行いたい
  3. 耐震リフォームで無駄な費用は払いたくない

和室の耐震リフォームで工事範囲を抑える

壁の解体範囲・補修範囲を抑え、費用を抑える

耐震リフォーム費用を安く抑えるなら和室を狙え「壁を強くする」耐震リフォームは、具体的には「柱と柱、土台から梁で囲まれた壁」を強くします。

耐震リフォームを行う場合は洋室であれば柱が見える状態になるように壁(石膏ボードなど)を撤去します。

そして補強を行った後、再度石膏ボードなどで壁を補修しますが、クロス(壁紙)の補修は一部分だけというわけにはいきません。勿論補強した一部分だけされる方もいらっしゃいますが、見た目が変になるので大概は補強した壁面1面か部屋全面のクロスを張り替えます。

 一方和室は既に柱が見えている状態なので解体も楽ですし、補修する場合でも柱と柱の内だけを補修すればよく、他の壁に影響を及ぼすこともありませんので費用を抑えることができます。大概の和室はジュラクなどで仕上げられていますが、大体よく似たクロスがありますので補強箇所だけクロスにした場合でも違和感はほとんどありません。補修範囲が狭いので和室の壁の補強はコストを抑えることができるのです。

和室は床の解体・補修が楽☆だから費用を抑えられる

耐震リフォーム費用を安く抑えるなら和室を狙え 壁の耐震補強だけといっても床を解体しないといけないことが多々あります。土台と柱を固定する柱頭柱脚金物という金物を取り付けたり、壁の補強方法によっては土台に釘を正面から止めたりする必要があります。

洋室であればフローリングを一部捲って、再度補修(一部分もしくは全面張替え)しなければなりませんが、和室であれば畳を上げて床板を外すだけです。復旧するのも床板を戻して畳を戻すだけで完了ですので洋室に比べると費用を抑えることができます。

壁の補強に合わせて、和室は床の解体・復旧も非常にしやすく、耐震リフォーム費用を抑えることができるのが嬉しいですね。

天井の補修も費用を抑えられる

耐震リフォーム費用を安く抑えるなら和室を狙え 天井も同じ柱頭柱脚金物を取り付けたり、梁まで補強する場合は天井を解体しないといけません。

洋室の天井であれば石膏ボードを捲り、復旧となれば石膏ボードを戻してクロスを一部もしくは全面張替えで終わります。

 一方で和室の天井となるとラミネート天井や竿渕天井といった和室独特の天井材を使用していることが多く、和室の天井は部分的に捲って復旧することは難しいと思われがちです。

現状の状態によって異なりますが、和室の天井であっても綺麗に、復旧しやすいように考えて捲れば再利用は可能なので、費用を抑えることができます。(古い天井材はボロボロになるので大概はアウトです)

少し点検口のような見切り材は取り付ける必要がありますが、和室の天井でも解体・復旧することで耐震リフォーム費用を抑えることは可能です。

以上のように、和室を補強しようとすると費用がかかると思われがちですが、意外と費用を抑えることができる和室なのです。もちろん和室の壁だけを補強すればいいということではありませんのでご注意を。


まとめ
  1. 和室の壁は柱で区切られているので解体範囲が明確で、補修も他の範囲にまで影響しない。だから費用を抑えることが可能。
  2. 和室の床はとても解体がしやすく、補修しやすい。畳を上げて床板を外すだけ、戻すだけ。だから費用を抑えることが可能。
  3. 和室の天井も再利用可能な場合が多い。だから費用を抑えることが可能。