リフォーム見積もりに隠された「見せ方」のテクニック

今まで私は数多くのリフォーム会社、工務店の見積もりをチェックしてきました。リフォーム会社によって見積もりの書式や金額は勿論のこと、見積もり項目も全く違います。

冷蔵庫を購入する場合ように定価があり、同じ冷蔵庫でインターネットで調べると安値や平均が分かりますが、リフォーム工事には定価はありません。

リフォーム工事は商品を売るのではなく、職人の手作業により、個々の家に合ったリフォームをフルオーダーで行いますので他人の家と比較もしにくいのです。

リフォーム工事はある程度の相場はあっても決まった金額がない、しかし安いと感じてもらわないと契約できない…どのようにして安く見せるかを考えているのはどの時代でも同じです。

では見積もりの見せ方テクニックを見ていきましょう。

皆さまのお悩み

  • 見積もりの内容が違うから比較できない…
  • こっちの会社はこれが安いけど、トータルで高い…結局は高いの?
  • 予算が合わないから工事を減らしたいけど、どの見積もり項目かわからない…

テクニック① 特別値引き60万円!

これは昔(30年、40年前?)流行った見積もりの書き方です。このような見積もりを今の時代に出すと怪しさしかありません。

定価がある商品の殆どは値引きが可能ですが、各見積もり項目で値引きを行わず、最後にまとめて値引きを行うという手法です。

 

これだと一つ一つの商品が何割引してくれているのかサッパリ分からなくなりますので誤魔化しやすいのです。工事費も同じで、一つ一つ工事費を見ると高いのですが、最後にマイナス15万円と一気に値引きして来ることろもあります。すると一つ一つの工事費を比較することができなくなってしまいます。

よく塗装等の訪問販売では「今契約してくらたら20万円値引きしますよ」という言葉で契約に迫っていますが、そのような罠には引っかからないようにしてくださいね。

テクニック② 見積もり分散

商品には定価があり、値引率や性能を比較することができます。しかし、職人に定価は無く、工事単価もリフォーム会社によって様々です。このような工事費も安く見せる方法があります。このテクニックを使っているリフォーム会社は、私の経験上では2割程です。

例えばA社のクロス張替え費用は1m当たり900円でB者は600円だったとします。それだけを見るとB社の方が安く見えますが、B社にはクロス捲り費用や処分費、下地処理費が600円の中に含まれていない場合があります。

B社の見積もり全体を見ると最後の方に「下地処理費1式20000円」や「処分費6000円」などと書かれていることがあり、クロス張替え工事全体で計算するとB社の方が高くなることもあるので、見積もり項目の一つだけを見るのではなく、全体で見る必要があります。

念押ししておきますが、このような見積もりの出し方が悪いと言っているわけではありません。相見積もりを取って安い方、安い方と考えるとリフォーム会社の罠に引っかかる恐れもありますので、工事内容(何が含まれていて、何が含まれていないのか)をしっかりと把握し、自分のニーズにあったリフォーム会社かどうかを判断するようにしてください。

テクニック③ 材工共

この見積もりがオーソドックスな見積もりで、6割程のリフォーム会社のが材工共で見積もりをしています。材工共とは「材料費と施工費を合算」しているということです。「一式」見積もりに備考としてよく書かれています。

例えば水栓(蛇口)の取り替え費  一式18000円(材工共)と書けばシンプルになります。これが材料費3000円(定価8000円)、取り替え費15000円と書けば施工費が高く感じますので、材料費と施工費を合算し、言い方が悪いかもしれませんが、それぞれの費用をボカします。

ボカす目的で作られる場合や、どんぶり勘定を行う場合、また見積もり項目が増えすぎるのを防ぐために材工共の見積もりが使われることがあります。

しかし、これも悪い見積もりという訳ではなく、見積もりが見やすい、分かりやすいというメリットがあります。見積もりの変更や予算オーバーの時にどの工事を変更するか、しないかを検討しやすい見積もりです。

 

テクニック④ 材工別

この見積もりの書き方をしているリフォーム会社は2割程で、テクニック②とは真逆で材料費と施工費を分けて見積もりしています。

 

例えば建具取り替え工事であれば建具3万円(定価6万円)、下地材料費5000円、施工費1万円といった感じに分かれます。これが一式見積もりとなると45000円となります。

 

材工別の見積もりは、商品代がどれだけ安くしてくれているか、そして大工さんの作業時間を何時間で想定しているかが分かります。これが一式見積もりで50000円とされていた場合、大工さんの作業時間が何時間として想定されているのかが不明となり、余分目に施工費を見積もられていることもあります。

しっかりと大工さんの作業時間を計算している会社は「材料費〇〇円、施工費0.5人」等というように明確に見積もりをしています。

これが「一式見積もり」の場合、材料費と商品代を引けば職人さんの施工費がわかりますが、商品代や材料費の相場がわかっていないと施工費(時間の想定)がわかりにくくなります。

これから流行るのか?全額返金サービス

 

「ご満足頂けなければ全額返金」

リフォームのサービスでは現在無いですが、世の中のサービスに「満足頂けなければ全額返金」や「効果が出なかったら全額返金」といった返金保障をよく目にします。

これからの時代は消費者保護が更に加速されてリフォーム業界にも「満足頂けなければ全額返金」というサービスが出てくるのでしょうか。流石にそれはリスクがありすぎます。数千円の商品であれば原価で考えたら数百円、数千円の赤字で済みますが、リフォームとなると数十万、数百万円の赤字となります。

しかし、返金保障が当たり前になれば逆にリフォーム業界の質が向上するかも知れません。複写式の打合せ記録シートも当たり前に記入するし、管理も徹底するでしょう。ただ、そうなるとビビって新人に現場を任せることも無くなるし、腕の悪い職人は淘汰されていき、職人不足が加速する可能性もあります。やはり将来的にみるとリフォーム業界が衰退していきそうなので金額返金保障は現実的ではないですね。

まとめ

  • 最後に一気に値引きする会社はどうも信用できない
  • 見積もりが見やすいのは「一式見積もり」
  • 見積もり内訳が親切なのが「材工別見積もり」
  • 見積もり内容、金額を誤魔化しにくいのが「材工別見積もり」
  • 「全額返金保証」は無いけど「トコトン手直し」はするところがある(当事務所☆)

それでもリフォーム会社選びにお困りなら

安信計画株式会社 代表の関元和也です。

大阪市、堺市、松原市等でリフォームコンサルタント、そして耐震診断から耐震補強設計、工事監理まで責任をもってやらせていただいています。

リフォーム工事に関しては、皆さまのお困りごと、お悩み解決に向けてリフォームコンサルタントとしてお手伝いをし、第三者として皆様の味方・相談役となり、皆さまが「損をしないように」サポートしております。

具体的にはリフォーム業者の紹介、打合せの参加、見積チェック、使用材料のチェック、施工品質チェック、完了検査等を行っています。

大阪市、堺市、松原市周辺で、これからリフォーム、耐震リフォームをしようとお考えで、少しでも迷いがある方は一度お気軽にご相談ください。

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