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地震保険の保険金が下りにくい家と下りやすい家の違いとは?

「知人や近隣の住宅は地震保険が下りたけど、あなたの家だけ保険金が下りなかった」などといったお悩みがある方も多いかと思います。
地震保険が下りにくい、下りやすい理由としてはいくつかありますが、その中でも建物の構造等に関する原因を木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造に分けて説明していきます。
 
そこでここでは、
 
  1. 「なんで私の家は下りにくいの?」
  2. 「周りの住宅と何が違うの?」
 
というお悩みを解決するために、
 
  1. 地震保険が下りにくい外壁材
  2. 地震保険が下りやすい屋根材
  3. 地震保険が下りやすい構造
  4. 損害割合の計算方法
 
等について解説していきます。
 
 
 

地震保険が下りやすい家と下りにくい家

 

地震保険が下りやすいか下りにくいかは損害割合の計算が大きく関わってきます。理由となる損害割合の計算方法は後述しますが、結論として下りにくい家、下りやすい家を端的に説明いたします。

 

地震保険が下りやすい木造住宅

・ツーバイフォー住宅(壁式工法)
・モルタル塗りの外壁
 

地震保険が下りにくい木造住宅

・屋根が金属屋根またはスレート瓦

・外壁が金属サイディング等を張っている住宅

 

地震保険が下りやすい鉄骨造住宅

・外壁材がALCパネル、モルタル(あまり差異はなし)
 

地震保険が下りやすい鉄筋コンクリート造建物

・1階がピロティ形式のマンション(ラーメン構造)
 

地震保険が下りにくい鉄筋コンクリート造建物

・1階がピロティ形式のマンション以外(住宅になっている等)(ラーメン構造)

 
構造や材質などの違いによる地震保険の下りやすさは以上のようになります。
 

地震保険保険金支払いの基準となる損害割合の計算方法

地震保険が下りにくい家と下りやすい家の説明をするためには、保険会社が保険金をいくら支払うかを決める損害割合基準表の説明をする必要があります。
以下、損保ジャパンの資料を使って説明いたします。
 

損害割合基準表から見た保険金が下りにくい木造住宅の特徴

 

損害割合基準表 木造住宅
 
例として在来軸組工法の木造住宅の損害割合基準表の左側を見ると、評価対象が「軸組(柱)」「基礎」「屋根」「外壁」の4点であることがわかります。この4点を確認し、どのくらいの被害があるかを確認して真ん中の列にある「損害割合」を決定します。具体的な計算方法の説明は省かせていただきますが、損害割合の出し方としては右側の列の物理的損害割合を求め、左側に書かれている「①3%以下」などとかかれている行に当てはめます。そして建物の階数によって損害割合が決定されます。
 
4点すべての損害割合を合算し、その値が3%以上であれば一部損、20%以上であれば小半損、50%以上であれば半損、100%は全損となります。つまり、そもそも地震によって割れたりしない金属屋根やスレート瓦及び金属サイディング(外壁材)である住宅は、評価対象が「軸組・基礎」の2点となり、不利な状態になるのです。基礎の損傷だけでは最大で12%の損害割合ですので、柱が大きく傾いていない限り、小半損や半損にはならないということになります。これはツーバイフォー住宅にも当てはまるという事ができます。
 
これらから、最も地震保険が下りにくい木造住宅は「金属屋根・スレート瓦、金属サイディングなどの外壁が張られている家」となります。
 
ここがポイント

・地震に強い家は保険料が安い代わりに、地震保険が下りにくい

・地震によって壊れない金属屋根や外壁の家は下りにくい

 

 

損害割合基準表から見る地震保険が下りやすいツーバイフォー木造住宅

 

損害割合基準表 ツーバイフォー

 

在来軸組工法の木造住宅では「軸組(柱)」が評価対象でしたが、ツーバイフォー(壁式工法)の特徴としては、「内壁」が評価対象であることがポイントとなります。ツーバイフォー住宅は基礎よりも内壁の方が損害割合が高くなり、上の表を見ると、1階の入隅の壁のどこか1か所でも割れていたら一部損になります。

入隅数によりますが、ツーバイフォー住宅が最も小半損が認められやすい住宅言えます。

※計算を誤魔化して一部損にされることもありますので、そういう時は弊社にご依頼ください。

 

損害割合基準表から見る保険金が下りにくい鉄筋コンクリート造建物の特徴

 
損害割合基準表 RC
 
次に鉄筋コンクリート造の損害割合基準表を見ていきます。転勤コンクリート造は木造と異なり、物理的損害割合の計算をするのではなく、ひび割れの大きさで「程度」が決定し、どのくらいの被害箇所があるかで損害割合が決定します。
下の注釈を見ると、マンションなどによく使用されるラーメン構造(梁と柱で構成されている建物)は「柱、梁」が評価対象であることがわかります。
このことから、1階部分が駐車場や駐輪場となっている「ピロティ形式」のマンション等は梁を確認できる箇所が増えるため、有利な建物となります。ただし、ピロティ形式であっても1階の梁が殆ど天井の中に隠れていて確認できないという建物は不利な建物となります。
 
 
 
 
ここがポイント

・ラーメン構造では「梁」「柱」の被害を確認するため、そもそも梁が「見えない」住宅は地震保険が下りにくい

 

地震保険が下りないと言われたら…

 

一部損レベルは認定される確率が高いのですが、どうしても小半損となると保険金が高くなり(一般住宅で200-300万円)、

鑑定人や保険会社の違いによって本来受け取れるはずの保険金がもらえないことも多々あります。

「私の家は一部損にならないの?」

「私の家は小半損にならないの?」

などとお困りの方は、是非とも弊社にお任せください。

完全成功報酬制で、保険が下りなかった場合や、一部損から小半損にならなかった場合は、一切の費用を請求しませんのでご安心していただけてます。

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